新放送サービス「i-dio」のWi-Fiチューナーが届いたので詳しくレビュー
画像出典:i-dio 新放送サービス
先日、募集が行われた「i-dio Wi-Fiチューナー」の無料モニター。皆様はご応募されましたでしょうか? 私は他メディアサイトで知り、早速応募しましたところ、当選いたしましたので、一体どのような製品か詳しく紹介したいと思います。
今回は、他メディアであまり取り上げられていないので、開封からいきます。
そもそも、i-dioとは?
新放送サービス『i-dio』は、地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯 (VHF-Low帯=99MHz~108MHz)を利用して創設される、既存のテレビでもラジオでもない全く新しい"第3の放送"です。受信機をお持ちであれば、契約などは原則必要ありません(今後有料サービスが個別に提供されることがあります)。「i-dio」は、映像・音響・データなど、デジタルデータなら何でも送ることが可能です。また放送波で送信するため、通信とは異なり、輻輳もなく、不特定多数に情報を送ることができ、好きなときにコンテンツを楽しむことが出来る、蓄積型放送も予定しています。 - サービス概要 | i-dio 新放送サービス
早い話がスマートフォンで見れる新しい情報コンテンツです。
さっそく開封!
西濃運輸という宅配業者から届きました。
開封
梱包を解くと1枚の手紙と、本体の箱が入っていました。
同梱物
箱の中には以下の2点が同梱されています。
- Wi-Fiチューナー本体
- マニュアル(取扱説明書)
「i-dio Wi-Fiチューナー」を詳しく紹介
メーカーは日本アンテナ株式会社です。返却義務はありませんが、名目上は貸与という形で提供されています。(詳細は後述記載)
全体
ザラザラの触り心地と多少の重量感のおかげで、そこまで安っぽさを感じませんでした。
表面
i-dioのロゴと電源スイッチです。使用時にはランプが点灯します。
右側面
MicroUSB(Bタイプ)ジャックがあります。ここで本体の充電を行います。何か同期したりデータを転送したりなどの別用途で使うことはできません。
また、本体にMicroUSB(Bタイプ)ケーブルは付属しておりません。別途購入する必要があります。
左側面
外部アンテナジャックがあります。電波状況が悪いときなどに外部アンテナを装着するもので、イヤホンとしての機能はありません。
裏面
デバイスと接続するためのSSIDとパスワードの他、技適マークなどの運用するための必要事項が記されています。
上面
受信するためのアンテナがあります。アンテナの長さは15cmで、3段階に延長可能な合計4段階の調整ができます。
仕様
製品名 | V-Low Wi-Fi Tuner |
型番 | TUVL01 |
外形寸法 | 73mm (W) × 45mm (D) × 21mm (H) |
質量 | 約70g (本体のみ) |
内蔵電池 | リチウムイオン電池 |
連続使用時間 | 約6時間 |
バッテリー充電時間 | 約6時間 |
給電方式 | MicroUSB(Bタイプ)コネクタ |
受信方式 | i-dio放送 (ISDB-Tsb) |
通信方式 | 2.4GHz ISM帯 IEEE802.11b/g |
Wi-Fiセキュリティ | WPA2-PSK (AES) |
価格 | 非売品のためなし |
動作環境
iOS | 現在アプリ未公開のため不明 |
Android | 4.0.3以上 |
貸与だけれど返却義務はない
本製品はi-dioの無料モニターとして(株)VIPより貸与されていますが、返却義務はありませんので、引き続き使用することができます。
ただ、非売品ということもあり、譲渡や転売はお断りだそうです。
返却することも可能ですが、配送料は自己負担となってしまいますので、予め確認が必要です。
ひとこと
放送開始は今年の3月からですので、サービスについては何も申し上げることができないのですが、製品自体の質は悪くはないです。
サービスが開始いたしましたら、サービス内容についても含め、また改めてレビューします。
※現在も無料モニターの募集が行われております。こちらから応募できます。