iOS9のバッテリー項目、あるマークを1タップするだけで具体的時間や消費理由が明らかに
画像出典:バッテリー - パフォーマンスを最大化する - Apple(日本)
iOS9の設定アプリに追加された「バッテリー」という項目をご存知でしょうか?
「低電力モード」という機能でバッテリーの節約を図ったり、iPhoneを使用する上で、アプリごとにどれだけのバッテリーが消費されているのかをパーセンテージで把握できたりするものです。
大変便利なこの機能ですが、実はもっと細かく、具体的な時間で表示することができるのです。これを知っておくと、実際に起動している時間に加え、バックグラウンドでどれだけ消費しているのか確認できます。
バッテリーの使用状況を知ろう
iPhoneなどのスマートフォンはマルチタスクという技術でバックグラウンドで複数の作業を行っています。
手順は次の通りです。
1. 設定を開く
2. バッテリーをタップする
3. バッテリーの使用状況を確認する
ここにあるバッテリー使用状況というのが、アプリがことに消費したバッテリー容量の数値です。画像ではパーセンテージで確認ができており、主に何で消費されているかも記されています。
例を上げますと、YouTubeでは「オーディオ」、AmazonやTweetbotでは「バックグラウンド処理」とあります。これらについては後述します。
ではもっと具体的に確認していきましょう。
1タップで時間も消費理由も明らかに
「7日以内」という枠の横にある、9時を指している時計をタップしてください。
あら不思議!丸見えになりました。パーセンテージに加え具体的な時間が表示され、消費理由も確認できています。
ここで前述の補足を致しますが、「画面上」と「バックグラウンド」があります。これは字の如く、実際に起動中の時間帯と、裏で情報などを更新したりしている時間を示しています。
例に「SmartNews」を上げますと、「画面上」はアプリを起動しニュースを閲覧している時間、「バックグラウンド」は裏で記事の読み込みなどを行っていた時間を表示しています。ではなぜ、時間などの詳しく表示させる前の先ほど、AmazonやTweetbotのように「バックグラウンド処理と表示されなかったのでしょうか?
これは、「バックグラウンド」の時間が「画面上」の時間より消費時間が短かったからという単純な理由です。
バックグラウンド処理によるバッテリー節約方法は?
「設定→一般→Appのバックグラウンド更新」で、アプリごとにバックグラウンドの更新を許可するか設定できます。ただ、過剰に行っては行けません。重要なアプリまでオフにしてしまいますと、アプリの仕様によっては通知されなくなる場合があります。
ひとこと
あの小さい時計のマークが詳しく表示させる機能を持っているとは思いませんでした。
バッテリーは、当然ではございますが消耗品です。自分のデバイスのバッテリーの使用状況がどのようになっているのか、日々確認することも大切です。