「高速Anker PowerLine vs Apple 純正」Lightning充電時間が早かったのはどちらか?その意外な結果は?
先日購入した「Anker PowerLine Lightning - USBケーブル」を使いはじめてから数日が経過しました。前回の記事で紹介させていただきましたので、商品の概要や特徴などが気になる方は是非ご覧ください!
今回は、実際に使用してみての感想や純正Lightningケーブルとの充電時間の比較・検証結果をレポートしていきます。
使ってみての感想
ちょっと長すぎた
今回購入したLightningのケーブルの長さは90cmタイプで、純正Lightningと10cmしか変わりません。使用感が変わらないので良いと思っていたのですが、購入目的が外出用でしたので、ちょいと失敗です。
30cmタイプのものがありましたのでそちらを選択すればよかったと後悔しています。
付属しているマジックテープを失くしそう
90cmとケーブルの長さが長いかわりに、束ねて縛っておくマジックテープが付属しています。ロゴ入りでとても良いのですが、上の写真のようにケーブルから完全に独立して外すことができしてしまうので、使用中や外出中になくしそうで、気が気でありません。
Anker製と純正Apple製のLightningケーブルの充電時間を比較!
前提
今回の検証結果は筆者によるものです。各デバイスの使用状況などによって結果が異なる場合がございますので予めご了承ください。
検証端末
iPhone6s 64GB (TSMC製A9チップ)
※iPhone5sや4sとは搭載バッテリーが異なりますので、1%あたりのバッテリー容量の違いにご注意ください。
検証方法
・iPhoneに同梱しているApple製のUSB電源アダプタ(5W)を家庭用コンセントに直接さして使用
・iPhoneのバッテリーは残量10%からはじめ、通知されないように「おやすみモード」をオンにする
・iOSのバージョンは9.0.2
検証結果
メーカー | 高速充電(10%-80%) | トリクル充電(80%-100%) | 合計時間 |
---|---|---|---|
Apple | 1時間14分 | 54分 | 2時間8分 |
Anker | 1時間18分 | 45分 | 2時間3分 |
・高速充電(10%-80%まで)ではAppleの純正Lightningが勝利
・合計時間(10%-100%まで)ではAnker PowerLine Lightningが勝利
表から分かるように、高速充電においては4分、合計時間においては5分と大きな差はなく、実質そこまで変わりありませんでした。
1つに言うならば、80%までの充電ならApple、100%までの充電ならAnkerが良いということです。唯一トリクル充電だけ、差を開いていますが、ここはあえて電流を落としている充電方式なので実力の差は感じることはできません。
その理由と、高速充電とトリクル充電の違い及び特徴については以下の通りです。
Appleのリチウムイオンバッテリーは、バッテリー容量の80%までは高速充電し、その後、低速のトリクル充電に切り替わります。最初の80%に達するまでの時間は、設定方法と充電しているデバイスの種類によって異なります。この複合的な充電プロセスが、デバイスをより短時間で外に持ち出せるようにするだけでなく、バッテリーの耐用年数も延ばします。-
やはり勝負するなら高速充電ですが、いかにフル充電までも早く終わらせられるかも重要ですね。
ひとこと
Anker PowerLineに関してはもうちょっと期待していたのですが、勝ったのか負けたのか、よく分からない結果になってしまいした。
ただ、重要なのは頑丈さ・耐久性ですのでそこには大いに期待したい、と思ってます。。